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近年、美容業界で注目されている「美容医療」。最新のテクノロジーや医療技術は美容分野にも進出し、お肌の若返りやアンチエイジングなど、目覚ましい発展をとげています。いつまでも美しくいたいけれど、整形手術はちょっと…という人には朗報かも?!
今回は、美容医療に関する最新情報をご紹介します。美容医療に興味のある人はもちろん、シワやたるみなど、とにかく美容について悩みが絶えない!という人も、ぜひ参考にしてみてくださいね。
この記事の目次
お肌の若返りやアンチエイジングの味方!美容医療とは?
そもそも「美容医療」とは、どのような「美容」のことを指すのでしょうか?
美容医療には、美容外科手術以外に美容皮膚科や美容内科といった非常に範囲の広い分野が含まれます。脱毛・脂肪吸引・しみ取り・二重まぶた手術・審美歯科などの医療サービスが該当します。
エステとは違い、医療機関で医師がおこなう、美容を目的としたれっきとした医療行為です。そのため、症状や程度に合わせて医師がきちんと診断し、時には複数の治療法を組み合わせながら、最適な治療が受けられるのが特徴です。
整形じゃない治療も!最新美容医療の種類をチェック
先に述べたように、一口に「美容医療」といっても、多岐にわたります。
「美容医療」という言葉から真っ先に思い浮かべる「美容整形」は、いわゆるメスを使う手術治療です。二重まぶたの手術や、隆鼻・豊胸などの手術、脂肪吸引、リフトアップ手術などが含まれます。
こうしたメスを使う手術以外にも、「メスを使わない治療」「内服薬による治療」があるので、順に見てみましょう。
たるみやシワを改善!メスを使わない治療方法
「メスを使わない治療」にはどのようなものがあるのでしょうか?
たとえば、シワ治療の場合、ヒアルロン酸やボトックス注射のほか、フラクショナルレーザー(レーザーをマイクロドット状に照射し、皮膚の再生を促す技術)や水光注射(韓国発、美肌保湿成分を肌へ注入する技術)などがあてはまります。
また、たるみ治療には、高周波やスレッドリフト(メスを使わずにリフティング効果のある吸収糸を皮膚の下に入れる方法)、レーザー治療などをおこないます。
そのほか、シミ治療や肌質改善を目的としたレーザー治療や、半永久的な効果が維持できるレーザー脱毛なども、「メスを使わない」美容医療にあたります。
美肌に導く!内服薬による治療方法
「内服薬による治療方法」は、その名の通り、内服薬や点滴治療、ホルモン注射などで、内側からケアをしていく方法です。
健康的な美しさをキープするために必要な代謝や免疫力は、年齢とともに衰えてしまい。さらにそれらを高める成分を日常的に取り入れることは困難です。そこで、内服薬や点滴治療などで、足りない栄養素や成分を体の中に直接取り入れ、美しさを維持するのが「内服薬による治療」です。
たとえば、シミにはトラネキサム酸やビタミンCなどの配合された内服薬。肌だけではなく、育毛にはアミノ酸やビタミン、亜鉛の配合された点滴…といった治療が相当します。
さらなる若返り効果に期待!これからの美容医療、最新情報
美容医療の治療技術は急速に進歩しています。加齢による皮下脂肪組織がやせて、シワやたるみが目立ち始めた肌に、再生医療やiPS細胞(人工多能性幹細胞)の技術を応用するところまで治療・研究は進んでいるのです。
特に注目されているのが、幹細胞を利用した治療。幹細胞とは、自ら増殖する能力と、特定の働きをする細胞に分化する能力とを合わせ持つ細胞で、この幹細胞をうまく利用して、肌を再生させる治療方法が編み出されています。ケミカルピーリングやメソセラピー(有効成分を直接注入し、素早い効果を発揮する治療方法)、光治療などは、眠っている幹細胞を活性化させることで、皮膚の若返りをはかります。また、幹細胞は加齢とともに減少するので、これを防ぐためにiPS細胞を利用し、若々しい肌を保つ治療方法なども研究されています。
目覚ましい進化を続ける美容医療分野ですが、新しい技術が実用化されるには、安全面や倫理面での課題などは少なくありません。期待が大きいからこそ、いつかそのサービスを受けるかもしれない身としても、安全性や有効性について見極める目を養っておくことが大切です。
美容医療を受ける場合は要注意!最新・若返り効果大だからこそのお悩み
効果の高いケアを受けることで、体の外からも内からも美しくなれる美容医療。しかし、だからこそのお悩みやデメリットもあるものです。
最大の問題は、時間とお金がかかること。下調べをしてカウンセリングに足を運び、何度も施術を受け…と、時間の確保が必要です。そして、施術の価格はさまざまですが、たとえば1回10.000円の施術を受けたとしても、だいたいの治療は回数を重ねることが多いです。効果の持続させるために定期的に通院すると、お金はかかってしまいます。
また、繰り返し微調整が必要なのも、美容医療のお悩みとして挙げられます。美容医療の1回の治療効果は、永遠に続くわけではありません。加えて、肌の老化も進行するため、常に同じ治療がよいとも限りません。美しさを維持するためには、定期的なチェックと施術がどうしても必要になってしまうのです。
まるで美容医療並みの若返り効果!最新スキンケアアイテム
美容医療の効果には興味があるけれど、費用や時間、維持を考えると二の足を踏んでしまう…という女性に朗報です!最近、自宅でセルフでできる、美容医療のような効果が得られる製品が発売されているのです!
資生堂<ナビジョン HAフィルパッチ>
先進のマイクロニードル技術で、針状のヒアルロン酸を並べたシート状の美容液です。潤いを角層の深くまで届け、ふっくらとした弾力のある目もとへと導きます。
乾燥によるサインが出やすい目もとに、眠る前に貼るだけ。週に1、2回の使用がおすすめです。目もとだけでなく、口もとなど、気になる箇所にも使えます。
Fillerina(フィレリーナ)<リプレニッシング トリートメント Grade 1~3>
世界中のVIPがセルフケアのため長期滞在する美容大国・スイスで開発された、ヒアルロン酸化粧品。長年の研究で、分子量の異なる6種類のヒアルロン酸を配合し、長時間の潤いと押し返すようなハリを叶えるジェルとシルキーフィルムのセットです。
夜のケア時に顔の気になる箇所にしっかりとなじませることで、乾燥による小ジワとくすみを解消します。
まとめ
整形手術とは一味違う美容医療についてご紹介しました。医師がしっかりと診察・治療をおこない、最新の技術で施術を受けることが魅力です。アンチエイジングや肌の悩みに興味のある人は、まずは医療機関でカウンセリングを受けてみてください。あなたに最適な治療方法を、医療美容のプロがアドバイスしてくれるはずですよ。